GRAFFITI AREA OF NO RULE 落書き無法地帯

熱狂宣”伝”ダイアリー vol.14 働く人のドキュメンタリー

東京には夢や目標をもって
地方都市から人が集まってくる。
私の場合は、東京に住もう!と思って住んだのではなく、
地元と行ったり来たりしているうちに
東京での滞在率が増えて
気がつけば住み着いていたケース。
二十代で一度、この街に住んだことがあるけれど、
ここは働く街であって、生活する街ではないと感じて、
自分のこだわりが残る地元に戻った。
それから、そのこだわりは充分こだわりきったと自分で思ったタイミングで、
東京での仕事が増えた。
東京に完全に住んで十数年。
この10年を思うと、人生は本当にあっという間、
悔いのない日々を過ごしたい。

つかさくんも、夢を叶えるために北海道から東京に来た、そんな若者の1人。
私がつかさくんが好きなのは、
彼がイケメンだから、ではない、笑笑
つかさくんは以前登場してくれた弓音ちゃんと同じ会社で働いている。
そもそも、そのお店にヘビロテで行くようになったのは、
そこで働くスタッフたちが、キラキラしていて、パーフェクトな接客をしてくれたから。
いや、パーフェクトの二割増しくらいの接客。
中でもダントツなのはつかさくんだった。
自分のお店でもないのに、なぜ、こんなに一生懸命やれるんだろう、と、好奇心旺盛な私は、
彼らが一生懸命働く理由を知りたくなって話しかけた。
今ではつかさくんはうちの近くではなくて別の大型店にいるけれど、
一年に一回くらい会って、短時間だけど食事して、近況報告し合う友達→友達だと勝手に思っている、笑

彼にも「熱狂宣言」のことは随分前にSNSで伝えていて、ちゃんと覚えていてくれた。

同じ飲食業ということもあり、松村さんのことはもちろん、稲本さんにも大きな関心があるようで、これはもう、確実に観に行ってもらわねば!
というわけで、カードを渡したのだけど、つかさくんの写真を撮るのを忘れてしまい、自撮りをお願いしたけど、シャイなイケメンから「写真なしで」と言われてしまったので、スペシャルなチームオクヤマのカードの写真で許してください、笑

どんな職業であっても、その職業に誇りと自信を持って仕事している人は美しく、私はそういう人たちの姿を見るのが大好きだ。

「熱狂宣言」の中には、松村さんご自身をはじめ、彼を囲む、そんな人たちがたくさん出てくる。

そう、松村さんのドキュメンタリーだけど、この映画は松村さんだけのドキュメンタリーではないところも私に響いた理由だと思う。